グローバル従業員の安全とコンプライアンスの一元管理を実現
安全衛生コンプライアンスとトレーニングを全従業員に展開したクライアント事例をご紹介します。
グローバル企業の事業拡大や、ハイブリッドオフィス・リモートワークの普及に伴い、従業員の安全衛生を確保するための取り組みは、もはや単一のオフィスで適切な設備や研修を提供するだけでは十分ではなくなっています。現在では、国境や時差を越えた各拠点のオフィスや施設に加え、自宅やカフェなど、インターネット接続が可能なあらゆる場所で働く従業員への対応が求められています。世界中の従業員を包括的に支援するためには、グローバル規模での安全衛生コンプライアンスへの理解が不可欠です。
この課題に直面していたのが、世界100以上の法域で事業を展開する、あるグローバルなデータセキュリティ企業でした。同社のEMEA地域の労働安全衛生・セキュリティ担当マネージャーに、Enhesaを活用した安全衛生コンプライアンス管理の取り組みについて話を伺いました。Enhesaの支援により、同社は次の取り組みを実現しました。
- 世界100以上の法域において従業員の安全確保を実現
- 複数地域における従業員区分ごとの労働安全衛生(OHS)要件の把握
- リモートワーカーを含む従業員に対する一貫したポリシーと支援体制の構築
包括的なコンプライアンスと全社的な信頼
世界各地に従業員が配置され、それぞれの地域で適用される規制や要件が大きく異なる中で、同社は自社および顧客の双方に対し、従業員の安全確保とコンプライアンスの両立が実現できているという確かな安心感を得たいと考えていました。従業員の安全と健康は重要な要素であり、本社や海外拠点で働く従業員はもちろん、自宅やリモート環境で働く従業員も含めて、その安全と健康を確保することが求められていました。Enhesaとのパートナーシップにより、同社はグローバル規模で統合された強固な安全衛生コンプライアンスプログラムの構築に向けて、必要な支援と専門的なガイダンスを得ることができました。その結果、従業員がどこで働いていても適切なサポートが提供されているという確信を、組織全体で共有できるようになりました。
EMEA地域の安全衛生・セキュリティ担当マネージャーは次のように述べています。
“従業員の安全を確保できているという確信を持つことができますし、私たちが適切な対応を行っていることを顧客にも示すことができます。しかも、それらの情報を一元的に管理できる点が大きなメリットでした。”
リモートワーク時代に対応した安全衛生コンプライアンスの再構築
多くの従業員がリモートで働く環境では、事業運営の形は、固定された拠点のみで構成される企業とは大きく異なります。実質的に、従業員一人ひとりが少なくとも一つの新たな「勤務場所」を持つことになります。さらにリモートワーカーは、時間の経過とともに自宅だけでなく、ホテルやカフェ、あるいはオフィスなど、さまざまな場所で働く可能性があります。同社のEHS&Sマネージャーは次のように述べています。
“現在では、より多くの従業員がリモートで、さまざまな場所から働いています。自宅、ホテル、カフェ、あるいはオフィスに立ち寄ることもあります。そうしたすべての環境を適切にカバーしたいと考えており、Enhesaが提供する追加的な支援は、その実現をより迅速に進めるうえで役立っています。”
また、エルゴノミクス(作業環境の最適化)に関する専門知識やサポートも、同社がグローバルでEHSコンプライアンスと一貫性のある運用を実現するうえで重要な役割を果たしています。
当社の専門家はこれまでにも、リモートワーカーの管理において企業が直面するコンプライアンス上の課題について取り上げてきました。しかし、これが国際的な規模になると、その複雑さはさらに増します。「在宅勤務」「テレワーク」「フレキシブルワーク」といった概念は、国や法域によって定義やニュアンスが異なる場合があるためです。
そのため企業にとって重要なのは、自社の公式な法的義務を正しく把握するだけでなく、従業員を支援するうえで望ましい取り組みや、法的義務ではなくても文化的に期待される対応についても理解することです。このような広い視点を持つことで企業は自信を持ってリモートワークやテレワークを活用でき、グローバルな人材を活かすメリットを最大限に引き出すことが可能になります。
将来を見据えたリモートワーカー向け安全衛生トレーニングの継続
Enhesaのサービスの支援により、同社はすでに多くの変革を実現してきましたが、今後もさらに取り組みを進めていきたいと考えています。特に、リモートワーカー向けのトレーニングの強化が次の重要なテーマとなっています。同社の担当者は次のように述べています。
“次に取り組むべきテーマはリモートワークです。これは事業にとって大きな価値をもたらし、システムの活用方法にも良い影響を与えると考えています。従業員は私たちにとって最も重要な資産です。どこで働いていても、適切にサポートできる体制を整えることが大きな優先事項です。”
“パンデミックを経て、今後もこうした働き方は続いていくと考えています。その中でも、安全を確保しながら事業を継続できるようにし、従業員一人ひとりの安全と健康を考慮することが重要です。”
もちろん企業には、従業員が別の場所で働いている場合やリモート勤務の場合でも、必要なトレーニングを提供する責任があります。従業員の勤務地によって求められる研修内容が異なる場合もあるため、これは容易な課題ではありません。しかし、マイクロラーニングといった新しい手法の普及により、企業が年間を通じて安全衛生に関する情報発信を継続することが、以前よりも容易になっています。
マイクロラーニングの大きな利点の一つは、SNSやメール、社内イントラネットなどを活用し、従業員がどこにいても定期的に情報や注意喚起を届けられる点にあります。こうした取り組みにより、エルゴノミクスやブルーライト対策、時間管理といった基本的な内容にとどまらず、メンタルヘルスやフィットネスなど、より幅広い安全衛生のテーマについて継続的に発信することが可能になります。これらの取り組みは近年ますます重要性を増しています。
Enhesaの支援と専門知識により、同社は今後も世界中の従業員に対して包括的な安全衛生トレーニングと継続的なコンプライアンス体制を提供するという目標を達成していくことが期待されています。
安全衛生コンプライアンス管理を、Enhesaでさらに強化しませんか?
世界をリードする法規制およびサステナビリティインテリジェンスの提供企業として、Enhesaは企業が安全衛生に関する課題に先手を打って対応できるよう支援します。300以上の法域にわたる主要な労働安全衛生(OHS)分野を包括的にカバーしており、企業は地域レベルでもグローバルレベルでも、自信を持ってコンプライアンスを確保することができます。
当社のソリューションが、リスク低減と安全衛生要件の管理をどのように支援できるのか、ぜひお気軽にお問い合わせください。