Nike:サプライチェーン評価による安全な新素材開発を実現
Nikeのイノベーションプログラムでは、Chemical AssessおよびSupply Chain Connectを活用してサプライヤーの配合情報を事前に評価することで、より安全な新素材の開発を実現しています。
- より安全な新素材の開発を推進
- サプライヤーから提供される化学物質を事前評価し、より効率的で適切な調達判断を実現
- チームとサプライヤー間の円滑なコミュニケーションを可能にするダッシュボード基盤の構築
- サステナビリティ目標の達成と、残念な代替物質の使用回避
1. このプラットフォームはどのように時間の節約と業務効率の向上に役立っていますか?
“Chemical AssessとSupply Chain Connectのおかげで、私の専門知識をより必要とする重要な課題に、より深く取り組むことができるようになりました。これまでは多くの化学物質について調査を追いかける必要がありましたが、今では必要な情報を迅速に把握できるようになっています。”
化学担当マネージャー
2. Supply Chain Connectは、製品開発において、どのようによりプロアクティブなアプローチを可能にしていますか?
“私たちが化学物質評価において重視していることの一つは、サプライヤーから“優先的に使用できる化学物質”を提案してもらうことです。Supply Chain Connectを活用することで、ダッシュボードを確認するだけで、評価結果に大きな赤い指標が表示されている場合は、私たちが求めていない化学物質であることをサプライヤー側が理解できます。これは非常に役立っています。実際に、当社の一部の化学サプライヤーは、このプラットフォームを使って、私たちに提案する前の段階で自ら化学物質の評価を行っています。その結果、私たちの時間を節約できるだけでなく、サプライヤー側でも事前に配合の見直しや改善を行ったうえで提案してもらえるようになりました。“
新しいプロセスで使用されるすべての化学物質を把握することは非常に重要です。なぜなら、現時点では規制されていなくても、置き換えようとしている物質と同じくらい有害なものを新たに使用し始めてしまうリスクを避けたいからです。
3. Chemical Assessは、どのように“残念な代替(regrettable substitution)を防ぐことに役立っていますか?
“このプラットフォームは、さまざまな目的で活用しています。化学物質そのものの評価や他の化学物質との比較、製品開発に向けた化学物質の検討をチームと進める際の調査、特定の化学物質についてより深く調べるためのリサーチ、そして“残念な代替(regrettable substitution)”を避けるためのフェーズアウト対応などです。フェーズアウトの場面では、化学物質Aを化学物質Bに単純に置き換えられるケースはほとんどありません。そのため、新しいプロセスで使用されるすべての化学物質を理解することが非常に重要です。現時点では規制されていなくても、置き換えようとしている物質と同じくらい有害な物質を新たに使用してしまう、いわゆる“望ましくない代替”を避ける必要があるからです。